敢えて言います。無垢フローリングを買わないでください。
無垢フローリングを扱う側の本音
なぜ無垢のフローリングを求めるのでしょうか?
木の持つ安らぎや温もりを素足で歩いたり、寝転がって感触を味わいたいからではないでしょうか。
「床暖房対応無垢フローリング」や「UV塗装」
と呼ばれる商品の中に塗膜性のある(ウレタンやラッカー系)塗料で木を固めてしまっているフローリングがありますが、無垢材を理解していただきたいので、あえて弊社では販売いたしません。(床暖房対応商品の中にもオイル塗装品があります。)
無塗装の状態だと直に感触は伝わりますが、汚れてシミになります。
粗悪なオイル塗装だと保護性能が低いので塗らないのと変わらない商品もあります。
ウレタン塗装だと塗膜を作るので汚れには強いかもしれませんが、埃がつきやすく、産業廃棄物として扱われ、無垢材を選ぶ理由がなくなります。
折角、健康のことや癒しを求めてムクフローリングを選び、自然系塗料を選んだのに、
汚れをつけないように神経質になって生活しなければならないようでは、
心の健康が損なわれてしまう気がします。
あまりにも汚れがつきやすいので木に「さわるな」、「こぼすな」では本末転倒ではないでしょうか。
無垢フローリングを選ぶにも、
塗料を選ぶにも
メリット・デメリットが存在します。
メーカーの本音、お施主様の想いを繋げて(橋渡し役)セレクトしていただくために
我々は存在しています。
貼ってからでは手遅れなことが多いので購入をお考えの方は
ちょっとだけ立ち止まって考え直す時間を作っていただければ幸いです。